鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

南アフリカ通貨「ランド」から読み解く相場観

為替および株式についてはど素人ですが、南アフリカの通貨「ランド」のトレンドから、これからどんな相場になるのか、想像してみました。
~これはあくまで、個人的な見解です~


最近の株価の推移をみていると、コロナ発生後、世界がQE(金融緩和)を推し進めた結果、お金の行き場がなくなり、そして金利も低い事から、株式市場に資金が流れ、2020年4月以降約2年に渡り、株価がドンドン上昇してきました。


しかし、最近は物価高の影響を受け、政策金利の上昇とQT(量的引き締め)を推し進めることが予想され、株価は不安定な状況が続いています。


さて、南アフリカ「ランド」の為替状況です


◎ 現在、1ランド7.5円くらいです。
◎ 2年くらい前、コロナの第一波が到来したときは、6円を割り込み、ランドが急落
◎ その後、ランドは回復し、2021年5月には8円を超えました。
◎ その要因として、量的緩和で、新興国の通貨が買われたことも起因していると思う
◎ 2021年11月に南アでオミクロンが発見され、ランドが一時的に急落
◎ しかし、現在は7.5円と落ち着きを取り戻しています。


今後、世界は物価高の影響を受け、金利高とQT(量的引き締め)を行っていくと思います。すると、一般的には新興国の通貨は安くなると思います。


しかし、石炭やレアメタルなどの鉱物資源が豊富な南アフリカは、コモディティ価格が上昇すると、経済が安定化してくることも予想されます。
よって、ランドは安定化することも想定されます。


以上より、株価の不安定は当面続くものの、コモディティ価格は上昇するか、もしくは高止まりするのではないかと、予測しています。物価高で強い物はコモディティで、食料品、エネルギー関係など昔からあるオーソドックスな銘柄が強そう。一方、ソフト関連、すなわちハイテクやベンチャー銘柄は物価高(資金調達が難しくなることも要因)に弱そうなので当面苦しい状況が続きそうな感じ。


以上はあくまで個人的見解です。
(私は相場には素人で、静観者という立場なので、勝手な意見となったとご容赦ください。)