南アフリカで、日本でいう中学への進学や高校卒業を控えている年代の学生に対し、将来「コロナウィルス世代」と称される可能性があることを心配している、との記事があった。
（Source;eNCA)

これは南アフリカに限らず、日本や欧米でも同じ悩み事だと想像できる。

南アフリカでは多くの学校がCOVID-19 感染拡大の影響で長期間登校できず、私立など財政的にゆとりのあるところはリモート授業を行っている学校もあるが、予算の少ない公立学校ではテレ授業などは出来ず、教育格差が広がっている。同学年同士の競争であれば、さほど影響はないが、大学進学や社会に出るタイミングにコロナの影響で授業数が減り本来受けられるべく教育が消化不良のまま卒業となると、違う世代との間にも格差が生じ、「コロナウィルス世代」と呼ばれる恐れを危惧している。

教育機会の均等を前提におき、本来受けるべき教育を補わないと将来的に歪な世代を生み出す恐れがある。
卒業前に補完できなければ、卒業後にも時間を設けてはどうかと思う。
若い人には常に希望に満ちた心を持って成長してほしいと願っている。