鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

アルコール販売再開と病床数の関係 ~南アフリカ~

6月に入り約2か月振りにお酒の販売が解禁されたが、早々に病床数をCOVID-19 患者とアルコール関連患者もしくはアルコールに起因する事件の外傷患者でベッドを奪い合う事態を懸念する声が上がっている。


ロックダウンの目的は、感染者数の急拡大すなわちオーバーシュートを防ぐことで、その間にCOVID-19の受け入れ態勢の強化を図ってきた南アフリカ。この2か月間で受け入れ態勢は強化されており、医療崩壊を回避する手はずを整えてきている。
アルコールの販売制限を行ったのも、アルコールに起因する患者もしくは事件を回避することが目的で、功を奏していたと思われる。
アルコール販売禁止の2か月間の外傷による病院来訪者は昨年比70%減という報告もある(by BBC))


アルコールの再販で、この努力が水の泡となることは回避すべきであろう。
節度あるアルコールの摂取を期待したい。


(Source: eNCA)
「アルコール販売制限の緩和が病院に負担をかけ、コロナウイルス患者を犠牲にしているという懸念が高まっている」という報道