鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

ロックダウン中 治安状況は? ~南アフリカ~

日本に住む友人から、ニュースによると南アフリカでは酒屋さんが襲われているらしいが、大丈夫か?と心配する声を頂いた。
私が住む界隈はロックダウン中とあり、喧噪そのもので、特に不安を感じることもない
ネット検索してみると、普段我々日本人が訪れることのないタウンシップ界隈でこういう事件が起きている模様。


                 (Source;4月14日NHK News Web より)

以上のニュース画像を見るとまるで南ア全体がそうなっているような誤解を受けるかもしれないが、よく見ると比較的貧しい方が住む一部の地域での略奪事件であることがわかる。
ロックダウン期間中はもちろん、普段でも我々邦人がいくところではないので、生活面のリスク管理という観点からみると特に問題はない。
ただ、ロックダウンで経済が停滞し、低所得者層に経済的ダメージが広がっているのは確かだろう。経済活動再開に向けての緩和をどうハンドリングするのか、政府の手腕が問われるところでもある。


通常のスーパーマーケットは、店内は低密度を保つため、店外で待たされることはあるが、きっちりソーシャルディスタンスを守り、規律を守っているのが通常の南アフリカです。なぜ、このような安心・安全的な事がニュースにならないのだろう?

(ロック期間中 スーパーの入り口で規律良く列を作るヨハネス市民)

ロックダウン 調理食品の販売もNG ~南アフリカ~

ロックダウン期間中は調理品、いわゆる総菜品の販売もNGという規制を4月20日に官報に正式に掲載。エッセンシャルな項目に入らないという事だと思う。
しかし、コロナ感染拡大の視点からみて、総菜品の販売の有無はどこまで影響があるのだろうか?暖かい調理品はNGだけど冷凍品はどうなるのか?という議論まで発展しそう。
                             (Source; eNCA)


外出禁止を伴う厳しいロックダウンのルールは、感染を予防するという目的の為にヨハネスブルグの市民は規律を保っているが、本来自由であるべき経済活動を強制的にストップしている状況にはいずれ限度がくると思う。経済活動を今後どのように緩和していくか南アフリカ政府の手腕が問われるところ。
経済的立場の弱い人ほどロックダウン規制のため疲弊してくるでしょう。
感染拡大だけではなく、経済面も含めた包括的なコントロールを期待したい。


                                                                                                (Source; eNCA)

南アフリカ COVID-19感染状況

ムクイゼ保健大臣は、4月18日現在 約3000名の感染者がいるが、80%は自宅療養が可能な軽症者と発表。
                                                                       (Source; eNCA)

感染状況を数字で並べてみると;
コロナテスト数: 108,021名、感染者数: 3,034名、入院患者数: 241名、ICU患者: 36名、
リカバリー数: 903名、死亡者: 52名

80%が自宅療養が可能な軽症者とるすと、リカバリー数を含め約2,400名が軽症という状況だと思う。高齢化率(65歳以上:6・3%)が低いということも関係あるのだろうか?
(日本は65歳以上が25.8%)


南アフリカはベッド数:約12万台、ICU数:約5,000台、という状況から考えると、コロナテストを引き続き徹底し、感染者と感染ルートを洗い出しながら、感染拡大をうまくコントロールしていくことで、医療のバックアップ体制を継続する事は可能と思う


                    (Source:南アフリカ保健省)



頑張れ南アフリカ!

ロックダウン 家賃の支払いは?~南アフリカ レストラン~

ロックダウン中のレストランの家賃の支払いはどうなるのだろう?
収入がなくてはない袖は振れない、とはいえロックダウン期間中とはいえ、無償でテナントを提供する寛大なオーナーが多くいるとも思えない。


南アフリカで広く展開するKFCは即座に閉鎖中の家賃は支払えないと広大に宣言している。同じ悩みをもつレストランやお店にとり、KFCの動向は気になるところだろう。


                                         (Source; Bloomberg)

南アフリカのレストランは完全閉鎖中だが、KFCのようなTake-Out品もNG。
ロックダウン後も多くのスーパーで総菜ものを売っていたが、最近になり、調理物の販売もなくなった。かなり厳しいロックダウンである。


さすがに消費者を含め抵抗が多いのか、調理品の取り扱いの再開について、パテル通商産業大臣に対し不服を訴えている模様である。大臣は調理品の取り扱いをノーと言っているが、調理品の販売を禁止する規制は明確ではない模様。
来週月曜日までに明確な回答が必要とメディアは伝えている。
感染拡大予防の観点でいうとここまで規制しなくてもいいような?
また、経済を廻すという意味でも再開を期待したい。
                                                                                                         (Source; eNCA)


日本へのチャーター機(最終募集) ~南アフリカ~

南アフリカから日本へのチャーター機の再々募集案内が4月18日(土)にありました。
日本大使館のHPによりますと、4月19日(日)が日本への臨時チャーター便の最終締め切りとなります。
                          (Source;Airbus)

    
第一回目の締め切り:申込者 104名
ヨハネスブルグ~90名、ケープタウン~13名、ダーバン~1名


4月18日現在の申込者:147名
ヨハネスブルグ~99名、ケープタウンから48名
ケープタウンからの申込者が+35名増え、ヨハネスブルグからは+9名となります
(ダーバン~の搭乗予定の方は、ヨハネスブルグ~の搭乗になるかどうかは不詳)


チャーター機のコストは搭乗者で分担しますので、搭乗者が多ければ多いほど一人当たりのコストは少なくなります。
第一回目の締め切り後、104名でコストを分担することで運賃が計算されているため、ヨハネスブルグ~の搭乗者は一人当たり5,210米ドル、ケープタウンからは5,885米ドルでした。しかし、現在43名増えていますので、一人当たりのコストは大きく下がると思います(最終案内では、申込者は上記の金額を一旦支払い、余剰金を頭割りで還付する方式になっています)。最終締め切りで申込者がさらに増えますと、一人当たりのコストはさらに軽減されると思います。当初の案内では定員(最大搭乗者数)は317名でしたので、まだかなり席の余裕はあると思います。


しかし、感染予防の観点からソーシャルディスタンスを叫ばれている現在、満席よりも少しでも席に余裕のあるほうが搭乗者の皆さまは安心のような気もします。

                                                                                      (Source; internewscast)


当初の案内では、4月22日もしくは4月23日にチャーター便が予定されていましたが、最終案内では具体的な予定日は明記されていませんでした。
長いフライトになると思います。極力ソーシャルディスタンスを守り安全な移動を心がけてください。