鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

アルコール類販売禁止の影響 ~南アフリカ~

7月12日(日)のラマポーザ大統領の会見で、アルコールの販売を即日中断する、との発表があった。3月27日~突入したロックダウンで酒類の販売は当初禁止していたが、ロックダウンの規制を順次緩和していく中、6月に入り平日の昼間に限りアルコールの販売再開が可能となった。しかし、アルコールの販売再開とともにアルコールに起因する暴力や犯罪で外傷患者が急増し、COVID-19 感染患者よりもアルコール起因による外傷の入院者が増えたことにより、再度アルコールの販売中断を急遽決定。


(Source:eNCA)

保健省が興味深いデーターを公表している。
まず、初期のロックダウンでアルコールの販売を禁止している期間の外傷入院は60%~70%減少したとの事(従い、通常の外傷入院者のうち2/3がアルコールに起因する暴力、や事件、そして犯罪が原因という事になる)。


一方、6月に入りアルコールの販売を再開した後、外傷入院者が60%増加したとの事。
COVID-19対策が病院の喫緊の課題なので、アルコールの販売中断はやむを得ない判断だったと思う。


さて、多くの外傷事件や犯罪がアルコールが起因していると考えると、酒類の販売中断の措置で、我々邦人など海外からの南ア在留者にとり、事件や犯罪が減ることはWelcomeとも考えられる。


楽しく、安全にお酒が楽しめれば一番いいんだが。。。