鎌倉~湘南のローカル情報

4年の南アフリカ生活を終え日本へ帰国!鎌倉~湘南を中心にローカルな話題をお伝えします!

不信感が根強いワクチン開発 ~南アフリカ~

南アフリカは欧州のワクチン開発企業と共同で試験を行うなど、積極的にワクチン開発に協力している。しかし、ワクチンの開発当初、フランスの著名な研究者がTV番組の生放送で「試験はアフリカ人で試せばいい」、という人間をモルモット扱いにした発言が波紋を呼び、その不信感はアフリカ内ではまだ完全に払拭されていない。


(Source;Times)

ワクチン開発の先進国である欧米では、期待される報道はあるものの、まだ確約には至ってない。
アメリカでは、共和党と民主党で見解が分かれ、ワクチン開発が政治闘争に利用されている。


ロシアは数週間前にすでに試金石を投げつけたが、欧米諸国は大いに疑問視している。
中国も開発を加速しているが、試験プロセスがよくわからない。
ブラジルのボルソナロ大統領は、「ブラジル国民は誰のモルモットにはならない。だから私はこのワクチンを購入しないことにした」という見解も述べている。


まだ全世界の人々がワクチンで安心な生活を手に入れるためのコミットメントがない。
期待と不信が渦巻いている感じ。


個人的にはワクチン開発を期待しているし、安心が手に入ることで政治や経済の多くの面が安定化されると願っている。